こんばんは ましゅーです。
(´・ω・`) 何だか、損した気分だ。
ねこーん
Twitterには書きましたが、「冬も終わりそうな今頃、去年に購入した電気毛布を発見。」しました。敷毛布タイプなので、電気カーペット代わりに使用してるんですが、びっくりするほど暖かいんですよ。
んでね、下半身が暖かいと体全体も暖かくなるんです。いや、素晴らしいよ、電気毛布。あんたがこんなに便利な道具だとは、去年以来の発見でした。
ええ、そうなんです。去年の僕はこの便利な道具を知っていた筈なんです。購入して、その恩恵を受けていた筈なんです。それなのに、この便利な道具を思い出したのが今とは…。まあ、春に見つけなかっただけ良しとするか。
ここから本編
今回の話題は【映画】です。
( ̄。 ̄)ホーーォ なるほどね。
ねこーん
久しぶりの映画紹介です。
見るか、見ないかを悩んでいた作品です。悩んでいた理由は原作が大好きだから。原作からの実写化ってひじょうに難しいやん、なので心配なんですよ。
大抵の場合、原作→映画の方が楽しむ流れ的には良い気がするんだよな。映画を見てから、原作本とか漫画とかを読んだ方が良い気がする。そんな思いもあって、見るべきか見ないべきか悩んでいたんです。
でもね、つい手が動いちゃった。見てしまったからには感想を書きまっせ。
作品について
(゚д゚)(。_。)ウン 出ている人も豪華だわ。
ねこーん
今回、紹介する作品はコチラです。
罪の声
( ゚д゚)ウム 重厚よ。
ねこーん
原作について
”塩田武士”さんの同名小説が原作となっております。この本、僕持ってますね。しかもハードカバー品を購入しています。
いつもはね、文庫になってからの購入が多いんです。お金の面もそうなんだけど、ハードカバーの本って、とにかく場所を取るんですよね。その点、ペーパーバック(文庫本)は置き場所に困らず、しかも軽い。
物理的な有利点はなかなか払しょくできんわな。まあ、そういう有利な点を述べると、電子書籍に分があるのだろうけど、個人的には、「本を買う。」という行為が大好きな人間ですからね。買った気のしない電子書籍は除外。(でも、利用はしていますよ。)。
ただね、文庫本化って遅いんだよね。ハードカバーが出てから、かなりの間を待たされる。まあね、その位の差は付けないとアカンけど。
でもね、この本は、本屋で見かけて帯と中身をちょっと読んだのが運の尽きよ。もうね、「これは我慢できん。」って感じたのよ。文庫化まで待てんだろうな…と思ったし、そう思うとイライラもウズウズもするし。
まるで見て来たかのようなリアリティさを書かせたら天下一品の塩田さんが、昭和の未解決事件である”グリ森事件”を題材に書いたというのだから、そりゃ待てない。
(((uдu*)ゥンゥン 致し方のない購入や。
ねこーん
監督&出演者
監督 | 土井裕秦 |
脚本 | 野木亜希子 |
阿久津英士 | 小栗旬 |
曽根俊也 | 星野源 |
水島洋介 | 松重豊 |
( ゚д゚)ウム 豪華よ。
ねこーん
第44回日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を小栗旬さんが獲得。また、優秀助演男優賞を星野源さんが獲得。その他にも、”松重豊”さん、”古館寛治”さん、”火野正平”さん―。
いやはや豪華出演陣です。こりゃね、見る前から楽しみが増すってもんよ。
作品内容
「僕の声だ―。」
テーラーとして生活していた曽根俊也(星野源)は、父が残していた遺品からひとつのテープを見つける。そこには、脅迫文を読み上げる自分の声が入っていた。
初の劇場型事件と呼ばれたギン萬事件から35年。新たなる年号”令和”を迎えるにあたり、大日本新聞の記者である阿久津英士(小栗旬)は、過去の未解決事件であるギン萬事件を追いかけ始める。
時効を迎えたとはいえ、大事件に自分の声が使われていたことを知り、事件を追いかける曽根。事件を追いかけながら、報道という仕事の真意を探そうとする阿久津。
二人が追いかける事件には、大きな悲しみと自惚れた正義があった―。
みたいなストーリーです。
ましゅーの評価
( ゚д゚)ウム 評価してみるか。
僕の感想
(`・ω・´)シャキーン では、感想を。
ねこーん
面白かった。うん、これは面白かった。
いやいや、心配いらなんだ。ドキドキしてたんですよね、「良原作な作品の実写化って失敗するよね。」なんて勝手に思ってたので。
この作品はね、とにかく原作が凄いんですよ。「塩田さん、グリ森の犯人って貴方ちゃうの?」って言うくらいのリアリティ。本当ね、面白かった。買って直ぐに読んじゃったもん。幸せな時間だったけど、あっという間に終わっちゃったので金返せって話ですよ。(笑)
でね、その本が原作だし、まあまあ長編なストーリーだし…。なんて心配してたんだけど、気付いちゃったんだ、僕。その気付いたことがこれ、「脚本 野木亜希子。」これよ、良く気付いたわ、俺。
ねこーん
( ̄σ ̄)ホジホジ まあ、気付いた人も多かったと思うけど。
コレを見つけたので、安心して借りられたし、見られた。とにかく、この脚本家さん、めちゃ優秀だと思うんです。
良い原作を映画にする場合、「何処をツマムか、何処を使うか。どれだけ説明するか、サラッと流すか。」とにかくね、脚本家さんの技術が必要です。言い換えれば、「上手な脚本家さんが居れば、元の原作が大したことなくても傑作な映画って出来ちゃう。」んですよね。
ねこーん
(*´σー`)エヘヘ でも、それ位、脚本家は大切。
この野木さん、図書館戦争、空飛ぶ広報室、逃げ恥、アンナチュラルなどの作品を手掛けられている人。(これを書けば、僕の説明は必要ないと思います。)その証拠に、この作品でも日本アカデミー賞の優秀脚本賞を獲られています。社会派だけど中だるみもなく、説明が難しくて取り残されることもない。良い出来ですね。
ラストがね、泣けるのよ。
いやね、ネタバレしたくないので書かないけど、「自分がどんなに苦しい生活、不幸な生活を過ごしても、胸につかえる苦しみは、自分の事ではなくて愛する人への事なのよ。」これはね、泣ける。ただね、ツライ。
;つД`) つらいわぁ…。
ねこーん
いやいや、良い作品でした。チャンスがあれば、ぜひ、見て頂きたい。あっ、人生の酸いも甘いも嚙み分けられないと、この作品の良さは分からないかも知れませんよ。
ではでは…、
映画って本当に楽しいですね。また次回の映画紹介でお会いしましょう。さよなら×3
(。・ω・)ノ゙ し~ゆ~。
ねこーん